いわき市「塩屋埼灯台」観光ガイド|登れる貴重な灯台と絶景を楽しめる人気スポット

福島県いわき市を代表する観光地の一つ、塩屋埼灯台。太平洋を望む岬の先端に建つ白亜の灯台は、「豊間の灯台」として親しまれ、いわきの海を照らし続けてきたシンボル的存在です。

全国に約3,000基ある灯台のうち、一般公開され、実際に登れる「参観灯台」は全国でわずか16カ所。その貴重な一つが塩屋埼灯台で、東北地方でも数少ない(青森県、秋田県と福島県の3カ所のみ)“登れる灯台”として人気を集めています。

明治32(1899)年点灯という長い歴史を持ち、海面から頂部までの高さは約73メートル。灯台最上部からは太平洋や薄磯地区、豊間地区の海岸線を360度見渡すことができ、いわき屈指の絶景スポットとして知られています。

駐車場から灯台までは階段を上って向かう形になります。さらに灯台内部もらせん階段が続くため、思った以上に運動量は多め。歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。灯台最上部までの往復は最低でも30分。資料展示などもじっくり見学するなら45分以上の余裕を持って上りましょう。

一方で、「高いところが苦手」という方でも楽しめるのが塩屋埼灯台の良いところ。灯台最上部はかなり高さを感じますが、有料参観エリア内の灯台基部にも景色を楽しめる海側、陸側の撮影スポットがあり、海や海岸線を十分眺めることができます。

また、有料エリア入口付近には小さな展示スペースも設置されています。

ここでは、

  • 灯台の構造や役割の解説
  • 東日本大震災や津波被害に関する資料
  • 漫画家・故松本零士先生ゆかりの展示
  • スタンプラリーなどの企画展(開催時)

などを見ることができ、単なる絶景スポットだけでなく、海の安全や地域の歴史を学べる施設にもなっています。

灯台下には、故美空ひばりさんゆかりの歌碑や銅像がある「雲雀乃苑(ひばりのその)」も整備されています。名曲「みだれ髪」の舞台としても知られ、海を背景に灯台を見上げる景観は人気の撮影ポイントです。

周辺にはいわき市震災伝承みらい館や薄磯海水浴場もあり、震災学習や海沿い観光と合わせて巡る人も多く見られます。

参観は有料で、中学生以上300円。小学生以下は無料です。強風や荒天時には参観中止となる場合もあるため、天候確認をしてから訪れると安心でしょう。

海沿いドライブ、絶景撮影、歴史散策まで楽しめる塩屋埼灯台。小名浜から四倉方面へ向かうルートでは、ぜひ立ち寄りたい、いわきを代表する観光スポットの一つです。

塩屋埼灯台の公式ページ

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