三崎公園とは?
三崎公園は、小名浜の岬一帯に整備された、いわき市最大級の公園です。
園内には「いわきマリンタワー」や巨大ローラーすべり台、芝生広場、展望スポットなどがあり、子どもから大人まで楽しめる定番のお出かけスポットとして親しまれています。
マリンタワーの頂上はもちろんのこと、海に囲まれた立地ならではの景色も魅力で、太平洋を一望できる潮見台や番所灯台周辺からは、思わず足を止めたくなる絶景が広がります。
遊具で遊ぶもよし、散歩するもよし、景色を楽しむもよし。三崎公園は、何度訪れても違った楽しみ方ができる公園です。

アクセス手段による楽しみ方の違い
三崎公園は、アクセス方法によって園内での過ごし方が大きく変わるスポットです。
車で訪れる場合は、複数の駐車場を起点に園内を自由に回遊できるため、芝生広場から展望スポット、遊具エリアまで幅広く楽しむことができます。
バイクの場合は、ツーリング途中の短時間立ち寄りとして利用されることが多く、主要スポットを中心にコンパクトに巡るスタイルになります。
自転車の場合は、海沿いのルートと組み合わせながら、負荷の少ない範囲で展望ポイントを楽しむ使い方が現実的です。
いずれの手段でも共通しているのは、「園内をどう歩くか」で体験の密度が変わるという点です。
三崎公園のシンボル「いわきマリンタワー」

三崎公園のシンボルとなっているのが、高さ59.99mの「いわきマリンタワー」です。1985年(昭和60年)、いわき市市制施行20周年を記念して建設されました。
展望室やスカイデッキは海抜106mの高さにあり、太平洋や小名浜港、いわき市街地を一望できます。青と白を基調とした特徴的な外観は遠くからでもよく目立ち、三崎公園を代表するランドマークとなっています。
入館は有料ですが、そのぶん高所からの開放感ある景色を楽しめるのが魅力です。一方で、三崎公園には無料で利用できる潮見台などの展望スポットもあるため、地元の方の中には散歩の途中にそちらへ立ち寄るという人も少なくありません。
三崎公園を初めて訪れるなら、一度は登ってみたい定番スポットです。
※取材当日は風が非常に強かったため、展望の様子は過去に撮影した写真を掲載しています。
なぜ高さ59.99mという中途半端な数字なのか気になる方もいるかもしれません。一般的に、高さ60mを超える建築物は航空法などの関係で航空障害灯の設置などが必要になるため、全国には59.9m級で設計された展望塔も少なくありません。いわきマリンタワーも、そのような事情が関係しているのかもしれません。
【入場料金】
一般:330円
中高大生:220円
小学生:170円
※障がいをお持ちの方は、障がい者手帳の提示により団体料金でご入場いただけます。
広々とした芝生広場でのんびり過ごそう

三崎公園の中心部に広がる芝生広場は、家族連れやグループに人気のスポットです。広大な芝生が広がり、天気の良い日にはレジャーシートを広げてピクニックを楽しむ人の姿も見られます。
広場にはキノコの形をしたテーブルやベンチ、東屋が設置されており、手ぶらで訪れても休憩しやすい環境が整っています。一方で、広場全体はなだらかな傾斜地になっているため、平らな場所はそれほど多くありません。桜の季節やイベント時には、条件の良い場所から埋まっていくこともあります。
園内には動物をモチーフにしたオブジェも設置されており、小さな子どもなら十分楽しめます。ただし、本格的に遊具で遊びたい場合は、この後紹介する「わんぱく広場」の方がおすすめです。
また、芝生広場からの眺めも見逃せません。視界を遮るものが少なく、小名浜港を一望できる開放的な景色が広がります。展望台からの景色も魅力ですが、立木が成長した現在では、場所によっては芝生広場からの方が港を見渡しやすいと感じるかもしれません。
ボール遊びを楽しむ人の姿も見られ、三崎公園らしいゆったりとした時間を感じられる場所です。
春には園内各所で桜が咲き、芝生広場を中心にお花見スポットとしても親しまれています。海と桜を同時に楽しめるロケーションは、小名浜エリアならではの魅力です。
芝生広場では、お弁当を持参したり、近くで購入した食事を広げてピクニックを楽しむ人の姿も多く見られます。レジャーシートを敷いて、開放的な景色の中で食事をする時間は、三崎公園ならではの過ごし方と言えます。
ただしここでも注意したいのが風です。海に近い立地のため風が強い日が多く、紙皿や袋、軽い容器などは簡単に飛ばされてしまうことがあります。特にお弁当の蓋やビニール袋などはしっかり押さえておく必要があります。
日差しが強い日には、サンシェードや簡易テントを設置して過ごしている人も見られます。日除けとしてだけでなく、風よけとしても機能しており、快適に過ごすための工夫として活用されています。
気持ちの良いロケーションである一方で、自然条件も含めて楽しむ場所と言えるでしょう。
三崎公園はとにかく広い|目的地ごとに駐車場を選ぼう
三崎公園を初めて訪れる方が驚くのは、その広さかもしれません。
マリンタワー、芝生広場、わんぱく広場、潮見台、番所灯台などの見どころは、それぞれ少しずつ離れた場所に点在しています。
そのため、どの駐車場を利用するかによって移動距離、使いやすさが大きく変わります。
マリンタワーなら第1駐車場または第10駐車場
一般的には第1駐車場が便利ですが、第10駐車場もマリンタワーに近く、比較的空いていることが多い穴場です。
また、第10駐車場周辺は木陰になる場所が多く、夏場でも利用しやすい印象があります。
一方、第1駐車場も北側の立木沿いは日陰になりやすいため人気がありますが、その分早い時間から埋まりやすい傾向があります。

芝生広場なら第5駐車場
ピクニックや花見を楽しむなら第5駐車場がおすすめです。
レジャーシートやお弁当、サンシェードなどの荷物を運ぶ距離を短くできます。
ただし園内道路の横断が必要になるため、小さな子ども連れ、足元に不安のある高齢の方がいらっしゃる場合は注意しましょう。
わんぱく広場なら第2駐車場
巨大ローラーすべり台を目当てに訪れるなら第2駐車場が最寄りです。
遊具でたっぷり遊びたいファミリーには最も便利な駐車場と言えるでしょう。
潮見台なら第4駐車場
潮見台へ行くなら第4駐車場が便利です。
第1・第2駐車場のさらに先にあるため、「本当にこの先で合っているのだろうか」と不安になる人もいますが、そのまま進めば到着します。
番所灯台なら第12駐車場
番所灯台へ最も近いのは第12駐車場です。
ただし、第12駐車場へ向かう道路は一方通行となっており、駐車場を過ぎると来た道を引き返すことはできません。
そのまま園内道路を周回して戻る形になります。
また、白線表示された区画は障がいのある方の利用を想定した区画となっているため、一般利用の場合はその反対側の空きスペースを利用している人が多い印象でした。
子ども連れに人気の「わんぱく広場」と巨大ローラーすべり台

三崎公園で子どもたちに特に人気なのが、わんぱく広場エリアです。
ここには全長74.8mの巨大ローラーすべり台があり、三崎公園の名物遊具として親しまれています。スタート地点へ向かう通路は恐竜の口から入り、骨格の中を通り抜けるような造りになっており、恐竜や化石で知られるいわき市らしい遊び心を感じられます。
実際に滑ってみると、想像以上の長さとスピード感に驚かされます。途中で終わるかと思いきや、まだまだ続くという感覚で、大人でも十分楽しめる迫力があります。
一方で、お尻への刺激はかなり強めです。ローラーはゴム製ですが、比較的しっかりした硬さがあり、長い距離を滑ることもあって、滑り終わる頃にはなかなかの達成感があります。筆者は途中で靴底を軽く当てて速度を調整しながら滑りましたが、それでも「次に来るときは百円ショップのアウトドア用座布団を持ってこよう」と思ったほどでした。

なお、座った姿勢のまま速度を調整することはできますが、途中でしゃがんだり大きく姿勢を変えたりするのは危険です。小さな子どもが利用する際は、大人がしっかり見守ってあげると安心でしょう。
すべり台の終点周辺には複数の遊具が設置されており、子どもたちが思いきり体を動かして遊べます。芝生広場がのんびり過ごす場所だとすれば、わんぱく広場は思い切り遊ぶためのエリアといえそうです。
また、このエリアからは海側へもアクセスでき、海を間近に感じられる場所があります。磯遊びができそうな雰囲気もあり、遊具に飽きた子どもを気分転換に連れていくのも良さそうです。
ファミリーで三崎公園を訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいエリアのひとつです。
三崎公園を初めて訪れる方が驚くのは、その広さかもしれません。

三崎公園屈指の絶景スポット「潮見台」

三崎公園を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいのが潮見台です。
岬から海へ向かって大きくせり出すように造られた展望スポットで、目の前には太平洋の大パノラマが広がります。展望デッキの先端に立つと、真下には荒波が打ち寄せる磯場が見え、その高さと開放感に思わず足がすくむ人もいるかもしれません。
潮見台には上部にも展望スペースがあり、広々とした景色を楽しむことができます。海を眺めながら潮風を感じられる、三崎公園を代表するビュースポットのひとつです。
ただし、この場所の本当の迫力を知るのは、この後かもしれません。
潮見台から少し移動すると、展望台全体を横から眺められる場所があります。そこで改めて潮見台を見ると、「あんなに海の上へせり出していたのか」と驚かされます。実際に立っている時以上に、その構造の大胆さが分かり、むしろ後から恐怖が増してくるかもしれません。

また、潮見台へは駐車場から向かうこともできますが、わんぱく広場側から階段を上ってアクセスすることも可能です。
実際に園内を歩いていると、観光客から「潮見台はどちらですか?」と尋ねられることも少なくありません。それだけ三崎公園の中でも人気の高いスポットといえるでしょう。
景色の美しさとちょっとしたスリルを同時に味わえる、三崎公園ならではの展望スポットです。

三崎公園は散策、ウォーキングにも絶好の場所と広さ
今回紹介しているスポットを一通り見て回るだけでも、軽い気持ちで立ち寄って約1時間半ほど。マリンタワー、芝生広場、わんぱく広場、潮見台、番所灯台と見どころは点在しており、「次はあそこへ」と歩いているうちに意外と距離を歩くことになります。
海があり、遊具があり、展望スポットがあり、歴史を感じる場所もある。そして、それぞれが少し離れた場所に点在している――。
地元民の感覚で言えば、三崎公園はどこか「いわきの縮図」のような場所です。一カ所で完結する観光施設というより、歩きながら発見を楽しむスポットと言った方がしっくりくるかもしれません。
日頃運動不足になりがちな大人は、三崎公園を訪れた機会にウォーキングを楽しむのもオススメです。
小名浜の海を見守る「番所灯台」

潮見台からさらに海沿いを歩いていくと、番所灯台へたどり着きます。
塩屋埼灯台ほどの知名度はありませんが、実はいわき市にあるもう一つの灯台です。無人の灯台のため内部へ入ったり登ったりすることはできませんが、現在も小名浜沖を航行する船の安全を見守っています。
灯台までは道路から少し奥へ入った場所にあり、数分ほど歩く必要があります。そのため、三崎公園の中でも比較的静かなエリアです。
また、灯台へ向かう途中には潮見台を横から眺められる場所もあります。実際に立っていた時よりも、その張り出した構造がよく分かり、「あんな場所にさっきまで立っていたのか」と驚かされるかもしれません。筆者のように想像すると怖くなるタイプの高所恐怖症には、むしろこちらの方が効きました。
灯台付近には展望デッキも設置されていますが、現在は周囲の立木が成長しており、景色はやや限定的です。工夫すれば写真撮影は可能ですが、かつてほどの見晴らしではない印象を受けました。
なお、この周辺には照明設備がほとんどありません。日中は静かな散策スポットですが、夜間の訪問はあまりおすすめできません。足元も見えにくくなり、雰囲気もかなり変わるため、訪れるなら明るい時間帯が安心です。
派手な観光スポットではありませんが、三崎公園の最奥部まで歩いた人だけが出会える、静かな海辺の灯台です。
番所灯台からマリンタワー方面へ戻る途中には、バーベキュー広場やピクニックガーデンがあります。事前予約が必要ですが、家族や友人同士でバーベキューを楽しめるエリアとして利用されています。
また、この周辺には現在閉業しているホテルの建物も残っています。立ち入りは禁止されているため、散策の際は公園の遊歩道や施設を利用するようにしましょう。
余裕があれば塩屋埼灯台へ|灯台めぐりという選択肢
時間に余裕があれば、番所灯台の見学後に少し足を延ばして「塩屋埼灯台」へ向かうのもおすすめです。
塩屋埼灯台は、いわき市を代表する本格的な灯台で、展望施設としても整備されており、太平洋を一望できるスポットとして人気があります。番所灯台とあわせて訪れることで、いわき市内の灯台を見比べるような楽しみ方もできます。
いわゆる「灯台カード」は塩屋埼灯台でのみ電子版が配布されているそうなので、コレクション目的で訪れる方にとってはこちらがメインスポットになります。
三崎公園からの流れで海沿いの景色を楽しみながら移動できるため、ドライブ観光の延長として組み込みやすいルートです。
散策の休憩に便利な管理棟とメヒコ
三崎公園を歩き回っていると、思った以上に距離があり、高低差もあるため意外と体力を使います。そんな時に立ち寄りたいのが、マリンタワーの近くにある管理棟です。
館内には休憩スペースやトイレ、自動販売機があり、取材時もエアコンが効いていて快適でした。特に夏場や歩き疲れた後にはありがたい存在です。
また、管理棟にはシーフードレストラン「メヒコ いわきマリンタワー店」が入っています。公園内でしっかり食事ができる数少ない施設で、散策の途中や帰りに利用するのも良さそうです。
一方で、軽食コーナーやフードコートのような施設ではなく、比較的しっかりとした食事を楽しむレストランという位置付けです。休憩がてら軽く何か食べようと考えている場合は、少しイメージが異なるかもしれません。
管理棟内にはマリンタワー受付周辺に小規模な売店スペースもありますが、品揃えは限定的です。飲み物やちょっとしたものを購入することはできますが、観光土産を探すような場所ではありません。
三崎公園を訪れた記念にお土産を購入したい場合は、いわき・ら・ら・ミュウなど小名浜周辺の観光施設へ立ち寄る方が選択肢は多いでしょう。
三崎公園は見どころが広い範囲に点在しているため、一通り回ると1時間半以上かかることも珍しくありません。管理棟は、そんな散策の締めくくりや休憩場所として覚えておくと便利なスポットです。
地元目線で選ぶ三崎公園の絶景ランキング
実際に何度も訪れている立場から選ぶなら、三崎公園の絶景スポットは次の3か所です。
第1位 潮見台
海へ張り出した構造と太平洋の大パノラマは、三崎公園を代表する景色です。
無料で楽しめることもあり、初めて訪れる方にはまずおすすめしたいスポットです。

第2位 マリンタワー展望室
有料ですが、小名浜港から市街地、太平洋までを一望できます。
高所ならではの開放感は潮見台とはまた違った魅力があります。

第3位 番所灯台
観光客にはあまり知られていませんが、静かな海辺の景色を楽しめる隠れた絶景スポットです。
桜シーズンは市内屈指の花見スポット
三崎公園は、いわき市内でも最大規模クラスの桜スポットと言えるでしょう。
桜の季節になると、多くの人がまずマリンタワー周辺を散策し、その後芝生広場へ移動してレジャーシートを広げています。
屋台はほとんど見かけないため、食事や飲み物は持参がおすすめです。
花見宴会を楽しむというよりも、景色を眺めながらゆったり過ごすスタイルが中心です。
桜シーズンのおすすめ撮影スポット
駆逐艦澤風のタービン前
マリンタワー、桜、旧駆逐艦澤風のタービンを一枚に収めることができる人気スポットです。
記念撮影や自撮りを楽しむ人の姿も多く見られます。

芝生広場上段の園路
桜吹雪の中を歩けることもあり、春ならではの景色を楽しめます。
三崎公園に行く前に、気になるポイントまとめ
公式サイトや市観光サイトなどにも表記されていることもありますが、気になるポイントとその答えをまとめてピックアップしてみました。
トイレ事情
園内各所に公衆トイレがありますが、全体的にやや年季を感じる印象です。
洋式トイレや多目的トイレを利用するなら管理棟がおすすめです。
管理棟の多目的トイレにはおむつ替え台も設置されています。
一方で、最新のバリアフリー設備や温水洗浄便座などを求める場合は、ら・ら・ミュウやイオンモールいわき小名浜を利用した方が快適でしょう。
自動販売機はどこにある?
管理棟周辺のほか、一部駐車場付近にも自動販売機があります。
ただし、わんぱく広場や番所灯台周辺にはありません。
実際に歩いてみると園内は広く、水分補給の機会も限られます。
飲み物を忘れた場合は、管理棟や駐車場の自動販売機で購入してから散策を始めるのがおすすめです。
犬の散歩もOK? 実は人気の犬の散歩スポット
三崎公園では犬連れでの訪問、散歩などが禁止されていません。そのため、犬の散歩を楽しむ人も多く見られます。
地元の人も、歩いて行くのはちょっと遠いので、と車でやってきて散歩していくという方も大勢いらっしゃいます。
取材時にはノーリードなどのマナー違反はほとんど見かけず、比較的落ち着いた利用環境という印象でした。小型犬を抱いて歩いているという方もいらっしゃいました。
三崎公園最大の敵は風?
海沿いに位置する三崎公園では、風が吹いている日が珍しくありません。
特定の場所だけが強風になるというより、公園全体が風の影響を受けやすい印象です。
サンシェードや簡易テントを利用する場合はペグの使用がおすすめです。
最低でも荷物を重しにするなどの対策をしておかないと、風に飛ばされることもあります。
冬場は体感温度が下がりやすいため、防寒対策も忘れないようにしましょう。
おまけ|磯遊びなら松下海岸もおすすめ
三崎公園を楽しんだ後、時間に余裕があれば近くの松下海岸にも立ち寄ってみましょう。
三崎公園にも海を間近に見られる場所はありますが、海岸で遊ぶことを目的にするなら松下海岸の方が便利です。駐車場から海までの距離が短く、荷物の持ち運びもしやすいため、磯だまりで生き物を探したり、水辺で遊んだりするのに向いています。
特に小さな子ども連れの場合は、水着への着替えや遊んだ後の着替えを車で済ませられるのも大きなメリット。三崎公園の散策とはまた違った楽しみ方ができます。
また、小名浜港を見渡せる「港の見える丘」も近くにあります。こちらは小名浜港や周辺の景色を一望できるビュースポットで、映像作品のロケ地として利用されたこともある場所です。
三崎公園だけでも十分見応えがありますが、小名浜エリアにはこうした魅力的なスポットも点在しています。時間に余裕があれば、あわせて巡ってみるのもおすすめです。

初めて訪れる人へのアドバイス(実体験ベース)
三崎公園は主要な駐車場を起点にすれば、高齢の方でもある程度は園内を巡ることができます。ただし園内は高低差があり、階段や坂も多いため、全体をしっかり歩く場合はそれなりの体力が必要です。
ベビーカーでの移動については、エリアによってはやや厳しい場面もあります。芝生広場などは問題ありませんが、潮見台や番所灯台方面は階段や傾斜があるため、抱っこ紐やおんぶ紐の方が現実的です。
トイレについては、事前に位置を把握しておくと安心です。主要な駐車場やマリンタワー周辺には設置されていますが、潮見台など一部エリアにはトイレがありません。また設備はやや古く、和式トイレが中心の場所もあるため、その点は注意が必要です。
飲料についても同様で、マリンタワー周辺や一部駐車場には自動販売機がありますが、園内を一周する場合は水分を持ち歩くのが無難です。実際に筆者も水筒を車に置き忘れてしまい、番所灯台付近では「水が欲しい」と感じる場面がありました。
また、海沿いの公園ということもあり、風は基本的に強めです。無風に近い日はかなり恵まれたコンディションと言えます。歩行に危険が出るほどではありませんが、体感温度が下がりやすく、特に展望スポットでは風の影響を受けやすくなります。
気温についても、市街地中心部よりやや涼しく感じることが多いため、季節によっては羽織ものがあると安心です。
子連れの場合は、年齢によって楽しみ方が分かれます。未就学児なら芝生広場でのんびり過ごすのが中心となり、小学生以上であればわんぱく広場の遊具やローラーすべり台がしっかり楽しめます。実際、ローラーすべり台を何度も繰り返し楽しんでいる子どもたちの姿も見られました。
そして遊び疲れたタイミングで、階段を上って潮見台へ向かうという流れも自然です。遊びと景色の両方を組み合わせられるのが、三崎公園の特徴と言えるでしょう。
小名浜エリア観光との組み合わせ
三崎公園は単体でも十分楽しめるスポットですが、小名浜エリアの他の観光地と組み合わせることで、より充実した観光ルートになります。
アクアマリンふくしまは水族館を目的に訪れる人が多く、館内でじっくり過ごす観光スポットです。一方で、食事やお土産を含めた利便性を重視するなら「いわき・ら・ら・ミュウ」の方が選択肢は豊富です。
三崎公園は、体を動かしながら景色を楽しみたい人向けのスポットで、芝生広場や遊具、展望台などを巡りながら過ごすのが特徴です。いずれも車で短時間で移動できる距離にあるため、目的に応じて組み合わせやすいエリアと言えます。
ただし、観光シーズンや休日はアクアマリンふくしま周辺の駐車場が混雑しやすく、この点は注意が必要です。
地元利用としては三崎公園単体での利用が多い印象ですが、観光で訪れる場合は複数スポットを組み合わせた回遊型のプランが一般的です。
混雑時の代替ルートとしての三崎公園
アクアマリンふくしまや「いわき・ら・ら・ミュウ」周辺は、観光シーズンや休日のピーク時間帯には駐車場や周辺道路が混雑しやすくなります。
そうしたタイミングでは、少し時間帯をずらして三崎公園を先に訪れるという選択肢も有効です。マリンタワーや潮見台、わんぱく広場のローラーすべり台などを巡ると、それだけでも十分に「観光した感」が得られます。
三崎公園は広いものの、駐車場が複数に分散しているため比較的利用しやすく、混雑の影響を受けにくい点も特徴です。
午後2時~3時頃になると、小名浜の主要観光施設周辺の混雑がやや落ち着く傾向もあるため、そのタイミングでアクアマリンやら・ら・ミュウへ移動するという回遊も考えられます。
また、ら・ら・ミュウで購入した海鮮弁当や「ほっきめし」などを持ち出して、三崎公園でピクニック気分で楽しむのも一つの過ごし方です。海を眺めながら食事ができる環境は、このエリアならではの魅力と言えるでしょう。
まとめ|小名浜を訪れたら一度は立ち寄りたい絶景公園
三崎公園は、芝生広場や遊具、展望スポット、灯台など、多彩な見どころが点在する小名浜を代表する公園です。
園内は非常に広く、今回紹介したスポットを一通り見て回るだけでも1時間半ほど。海沿いの高低差を活かした地形になっているため、景色を楽しみながらの散策は思った以上に歩きごたえがあります。
それでいて、マリンタワーを除けばほとんどの施設を無料で利用できるのも魅力です。駐車場も複数整備されており、大規模なイベント開催日でもない限り、「駐車場が満車で入れない」ということはあまりありません。
地元の人にとっては散歩やピクニックの定番スポットであり、観光客にとっては小名浜の海と景色を気軽に楽しめる観光名所でもあります。
時間に余裕があれば園内をゆっくり散策するのがおすすめですが、短時間の立ち寄りでも十分楽しめます。特にマリンタワーや潮見台から眺める太平洋の景色は、小名浜を訪れたなら一度は見ておきたい絶景です。
小名浜観光の際は、ぜひ三崎公園にも足を運んでみてください。


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